バイオハザード:ヴェンデッタの映画紹介

「バイオハザード:ヴェンデッタ」は人気ゲームソフト「バイオハザード」を原作とした、CG技術による長編アニメーション映画です。CGによる「バイオハザード」の長編アニメーション映画は今作で3作目になります。監督は辻村貴則氏、製作総指揮には清水崇氏が起用されました。辻村氏はアクション、清水氏はホラーと、両名が得意とするところが余すところなく映画に盛り込まれています。ゲーム「バイオハザード」はバイオテロを壊滅すべく戦っていくという内容です。シリーズ化されており、様々な敵が現れ、それによりメインキャラクターがシリーズごとに変わっていきます。そのため、主人公となる人物が多くいることも特徴のゲームです。今回の「バイオハザード:ヴェンデッタ」にも新たな敵が登場します。メインキャラクターとなる人物は初のタッグとなる組み合わせや、久しぶりの登場となるキャラクターが起用されているため、ゲームファンにとっては大変に興味深く、注目すべきポイントになることでしょう。ゲームをプレイしたことのある人はもちろんのこと、プレイしたことのない人にも注目すべきポイントが大いにある映画内容になっています。おすすめしたい注目すべきポイントは、「バイオハザード」という作品が主としている「ホラー」と「バトル」です。その2点が映画の中でいかに際立っているか、実際に映画館で鑑賞した際に、いかにドキドキさせられるかというところでしょう。「バイオハザード:ヴェンデッタ」の「ヴェンデッタ」とは「復讐」と意味するということです。どの辺にこのサブタイトルが掛かってくるかというところにも興味が引かれます。

バイオハザード:ヴェンデッタのキャラクターについて

「バイオハザード:ヴェンデッタ」のメインキャラクターには、クリス・レッドフィールド、レオン・S・ケネディ、レベッカ・チェンバースの3人が起用されています。クリスはゲームでは「バイオハザード1」に登場したキャラクターでその後の作品でも度々登場しているキャラクターです。レオンが初めて登場したのはその後の作品からで、特に「バイオハザード4」では大活躍をしています。特記すべきことは、「バイオハザード:ヴェンデッタ」の中で、今までのゲームシリーズでもありえなかった初の試みとして、この2人がタッグを組むことです。そして、「バイオハザード1」と「バイオハザード0」以降、登場することのなかったレベッカが今作に起用されたことでしょう。時系列とすれば「6」の後の話となるということで、最初の作品からはだいぶ年月の経った話となります。クリスは対バイオテロ組織、レオンはエージェント集団に所属し、かつてはクリスと同僚だったレベッカは大学教授になったという設定です。そして今作でも新しい仲間たちと、新たな敵が登場します。仲間たちはそれぞれに個性的で、なぜその職業に就いたかという理由がそれぞれにあります。今回の敵となるグレンは元CIAということで、頭が回るだけではなく戦闘能力も高いため、バトルシーンには見応えが増すキャラクターです。シリーズには女性キャラクターがポイントになることがたびたびあったのですが、今作には敵方にマリアという女性キャラクターが登場します。その父親と共にとある理由から肉体改造をされているため、感情や体力などが人間とかけ離れています。注目すべきキャラクターのひとりでしょう。

バイオハザード:ヴェンデッタの感想

「バイオハザード」という作品はただのホラーゲームではなく、ただのバトルゲームでもありません。ストーリーがとても良くできているところも人気がある理由です。今回の「バイオハザード:ヴェンデッタ」のストーリーでもきちんとその良さが伝承されていました。「なぜこの人はこのようになってしまったのか」という伏線が最後にはられていました。つい泣かされてしまうという要素も含まれているストーリーです。しかし、ホラー要素もバトル要素も期待を外していません。わかっていてもハラハラしてドキドキしてしまうのがすごいところでしょう。今回もゾンビが続々と登場します。ゾンビとのバトルシーンのアクションはこの作品の最骨頂となる場面でしょう。また、クリスとレオンが共に戦うというシーンや、レベッカの登場は、ゲームファンにはたまらないポイントでした。レベッカは初登場当初は若く、初々しいイメージの女性でしたが、今作では対バイオテロ組織を辞めて大学教授になっていたという設定で、年齢も30代後半とすっかり大人の女性になっていたというのが感慨深く感じられました。随所随所に今までの「バイオハザード」シリーズのことも織り込まれていて、それがこういうことになったのかと理解できたところもあったことが良かったです。ゲームファンじゃなくても単純に楽しめる作品だったのですが、やはりゲームをプレイすることでより楽しめるものになると感じます。最後のほうで、敵のひとりであったマリアの言動から次回作への期待感が沸いてきてしまいました。続編があるといいなと考えています。わかりやすい感想では、CG技術がひじょうに駆使されていて、画像のクオリティが高かったため、全般的にかっこいい作品でした。