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December 26, 2017comment(0)

猟奇的ホラー作品映画紹介と感想:『コープスパーティー』

コープスパーティーの映画紹介 人気ホラーアドベンチャーゲームであるコープスパーティーは2015年に実写映画化されました。人気作の実写化という点だけではなくメインヒロインを人気アイドルである生駒里奈さんが演じたこともあり、多くの人が注目しました。 始まりはとある高校でした。高校生活最後の学校祭が終わり、片付けをしていた数名の高校生たちの中に1人転校する予定の女子生徒がいました。学校祭の楽しかった名残と同時に襲う寂しさの中で、委員長であるあゆみが「みんながずっと友達でいられるように」という願いを込めたおまじないを提案します。「幸せのサチコさん」と言われるそのおまじないを実行した9人なのですが、終わった直後に突然大きな揺れが起こり床が抜けてしまいます。全員がその揺れに巻き込まれて落下し、目覚めたときには見慣れた学校とは違う光景が広がっていました。昔殺人事件が起こった天神小学校へと着てしまった9人は、多くの怨霊たちによって作り出されたその異空間で精神的に追い込まれ犠牲になっていきます。恐怖だけではなく怨霊によって精神的に追い詰められていく様子や犠牲になっていく様はホラー映画ならではの迫力があります。無事に元の世界に戻ることができるのか、そして「幸せのサチコさん」に隠された秘密とは何なのかということを彼らは見つけ出すことができるのかというのがコープスパーティーのあらすじです。ハッピーエンドで終わらなかった「コープスパーティー」では翌年に続編である「コープスパーティー Book of shadows」でストーリーが新たな展開を見せます。 コープスパーティーのゲームについて 人気ホラーゲームであるコープスパーティーは様々な派生作品が出ていますが、第一作目は1996年にPCゲームとして発売されました。アスキーエンタテイメントソフトウェアコンテストにおいて最優秀賞を受賞したホラーアドベンチャーで、非常に猟奇的な作品となっています。 ゲームの登場人物は複数で、舞台となる天神小学校にはグループ分けされて飛ばされます。そのためストーリー展開もグループが切り替わることで行われていき、エンディングも選択肢によって変わっていきます。生存するか犠牲となるかという2択のエンディングだけではなく、その死亡原因も選択肢によって大きく変わっていきます。ゲームはPC版だけではなく携帯アプリ版やPlayStation版などがあるのでシステムも若干異なりますが、大まかなシステムやストーリー、舞台は同じです。 異空間に閉じ込められてしまったという絶望的なシチュエーションだけではなく、次々と襲ってくる怨霊たちに精神的に追い詰められていくキャラクターたちの様子は見ていて恐ろしいものがあります。それだけではなくヒステリックなBGMが余計に恐怖を演出し、プレイヤーに対してストーリーを展開させていきたいけれど展開させるのも怖いという心理状態にさせます。怨霊による恐ろしさだけではなく追い詰められた人間が見せる精神的な恐ろしさも描いたホラーゲームです。正常ではいられない場所に立つキャラクターたちは隠された本性を見せる場面があったり、表には出さなかった感情や人間模様が出てきたりするのも複数のキャラクターが登場する故の面白さです。 コープスパーティーの感想 コープスパーティーが最強のホラーゲームだと言われる所以はストーリーだけではなくBGMや声優の演技などにもあります。また先が見えない恐怖を抱いているキャラクターたちに展開が分からないプレイヤーが感情移入してしまうことが余計に恐怖を倍増させています。この恐怖を実写化するのは難しいのではと多くのファンたちの間ではささやかれていたのですが、実際に放映された映画をみると比較的原作に近く再現されており、コープスパーティーを知っている人たちからすれば抵抗なく見ることができます。しかし限られた時間の中でストーリーを展開していかなければならないので少し予備知識がないと分かりにくい部分があるのも事実です。またゲームでは「旧校舎」が舞台だったのですが、映画では普通の学校が舞台になっていたため恐怖も少し半減してしまったというのが残念な点でしょう。今では一般的ではない旧校舎の存在が恐怖をより駆り立てていたという部分があるのでそこの残念さは多くのファンたちが抱いています。とはいえストーリーだけではなくキャラクターの設定なども原作に近いため実写化によってオリジナル化されてしまうのではという不安を払拭してくれるような仕上がりになっています。更に続編として「コープスパーティー Book of shadows」も公開されているので、最後まで結末を知ることができます。人気アイドルが出演している作品なので、好きなアイドルを見るために映画を観るというのはおすすめできません。また原作通りのものが見たいという人にとっても少し違和感を感じてしまうでしょう。しかしアニメやゲームなどが実写化される現代においては、比較的違和感を感じることなく見られる映画であるとファンたちは高く評価しています。