コンピューターゲームの歴史を振り返ると、ゲーム歴史の中だけでも錚々たるゲームが思い浮かんできます。
その中でも『これぞ元祖ゲーム』といえば、インベーダーゲームではないでしょうか?
インベーダーゲーム

今から思えば、ものすごく動きの遅いゲームに思えてしまうインベーダーゲームですが、これこそが後に発売された『パックマン』『ギャラガ』の先駆けとなったゲームなのです。

サウンドも今のゲームの様に派手なものではなく、シンプルで攻撃音もかなり控えめですが、初めて発売された1978年当初は、喫茶店と呼ばれる今でいうカフェで、卓上ゲームとしても人気のあるゲームで、テーブル周りに人が集まり、コーヒーどころではなかった時代なのです。このゲームの開発者は関西出身の西角 友宏(にしかど・ともひろ)さん。このゲームの開発にあたって、西角さんは1人で企画からデザインまでこなしたと言います。
西角さんってどんな人?
株式会社タイトーのアミューズメント開発部アドバイザーで、元株式会社ドリームスの創業者。音響メーカーに就職した後、1969年にタイトーの子会社へ入社。その後、パシフィック工業に移籍し、タイトーへ。1978年にスペースインベーダーを開発後、1979年にスペースインベーダーパート2を開発。
その後のインベーダーゲーム
インベーダーゲームの続編として、『スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション』がNintendo Switch™用ソフトで登場。40年の時を超えてインベーダーゲームが復活したのです。
このコレクションには、
- スペースインベーダー (オリジナルバージョン)
- スペースインベーダー (カラーバージョン)
- スペースインベーダー・パート2
- マジェスティック トゥエルブ
- Super Space Invaders ’91※マジェスティック トゥエルブ海外版
- スペースインベーダーエクストリーム
- スペースインベーダー ギガマックス 4 SE
- NEWアルカノイドvsインベーダー
- スペースインベーダーDX
- スペースサイクロン
- ルナレスキュー
などが含まれています。ダウンロード版と特装版の両方で2020年に発売が開始されています。
※ゲームのデーターダウンロード版が必要となり、ダウンロードには300MB以上の空き容量が必要となります。
特装版には、ボードゲーム、スペースインベーダー公式資料、巾着(タイトー集金袋)、復刻インストラクションカード5枚が同梱されています。